高級電子レンジのおすすめ10選 | 選び方や人気商品を紹介

これから一人暮らしを始める方や、そろそろ電子レンジを買い換えようかなと思っている方。せっかくなら、良い電子レンジを買って毎日の食事を楽しくしたいですよね。

電子レンジには、オーブン機能やグリル機能がついたものもありますが、温めるだけなら単機能電子レンジで十分です。単機能とはいえ、性能の良い高級電子レンジを使えば、利便性が向上するでしょう。

この記事では、高級電子レンジを単機能電子レンジに絞ってご紹介します。

おすすめ高級電子レンジの紹介だけでなく、高級電子レンジ選びのポイントもご説明しますので、最後まで読めばきっとお気に入りの商品が見つかるはずです。ぜひ電子レンジを購入する際の参考にしてみてください。

高級電子レンジ選びの重要ポイント

まずは高級電子レンジが欲しいと思った時に、高級電子レンジ選びの大事なポイントをまとめました。

それぞれポイントを解説していきます。

容量・サイズで選ぶ

高級電子レンジの選び方1つ目は「容量で選ぶ」です。

1人暮らしであれば、20L以内のもので十分でしょう。2人暮らしなら20Lから25L程度のものが望ましいです。1人暮らしでも、いちどに大量に食材を温めるという場合は、大きめのものを購入してもいいでしょう。

また、容量が大きくなればその分サイズも大きくなります。置き場所をあらかじめ確認しておき、サイズを考慮して選ぶことをおすすめします。

ターンテーブルかフラット式かで選ぶ

高級電子レンジの選び方1つ目は「ターンテーブルかフラット式かで選ぶ」です。電子レンジの庫内には、温めるものを置く場所があり、「ターンテーブル」と「フラット式」があります。

ターンテーブルとは、庫内にある円形のテーブルです。それを回転させながらものを温めます。ターンテーブル式の電子レンジには比較的安価なものが多いですが、掃除の際はテーブルを外して洗う必要があるため、少し面倒です。

フラット式は、庫内の底面に台がなく、容器を直接置いて温める方式です。温めムラが少なく、庫内の掃除が楽というメリットがあります。ただし、中央にものが置かれていないと温めムラになってしまうので、注意が必要です。

出力ワット数で選ぶ

単機能電子レンジの場合、出力のワット数が最大で500W〜600Wであることが多いです。900W、1000Wになると温め時間が短くなります。時短料理をしたい人には、最大出力ワット数が大きい電子レンジがおすすめです。

逆に、冷凍の食材を解凍するなら100Wや200Wが適しています。解凍をする頻度が高い場合は、最小ワット数もチェックしましょう。解凍モードがある電子レンジもおすすめです。

自動温め機能があると、ワット数を調節する手間がはぶけ、楽になります。自動温め機能の性能を左右するのは、単機能電子レンジに搭載されているセンサーです。赤外線センサーや重量センサー、蒸気センサー、温度センサーなどがあります。

性能の高さを求めるなら、赤外線センサーがおすすめです。

メーカーやデザインで選ぶ

電子レンジをはじめとする家電メーカーで有名なのは、パナソニック(Panasonic) 、日立（HITACHI）、東芝（TOSHIBA）などです。電子レンジ選びに迷ったら、メーカーで選ぶのも一つの方法です。

デザインも重要なポイントです。電子レンジといえば白物家電というイメージがありますが、近年では見た目の高級感やインテリアとの調和を考慮して、黒などのシックなデザインの電子レンジも増えています。

毎日使う電子レンジですから、見た目も美しいものを選びたいですよね。電子レンジの置き場所を確認して、インテリアと調和するデザインのものを選ぶことをおすすめします。

周波数に注意

日本では地域ごとに周波数帯が異なり、東日本は50Hz、西日本は60Hzと定められています。電子レンジを選ぶ際は、それぞれの地域の周波数に対応しているかどうかをチェックしましょう。

「50Hz／60Hz」などの表記や、「ヘルツフリー」などの表記があれば、どちらにも対応できます。

高級電子レンジは、どちらの周波数にも対応していることが多いですが、念のため確認することをおすすめします。

高級電子レンジのおすすめ10選

数ある電子レンジの中から、おすすめの高級電子レンジを厳選しました。

今回紹介する高級電子レンジはコチラになります。

パナソニック(Panasonic) 　電子レンジ NE-FL221

価格	23,540円（税込）
容量	22L
庫内形状	フラット
センサー	蒸気センサー
出力ワット数	最小150W相当、最大1000W

パナソニックの単機能電子レンジNE-FL221は、1000Wという高い出力のインバーターを搭載している電子レンジです。これにより、大きな容器に入った食材でも、すばやく温まります。

最近はナッシュやワタミの宅食など、宅配弁当を利用する機会も増えたので大きな容器もすぐに温めれる電子レンジは重宝しますよね。

参考：ナッシュの口コミ・評判は？

「あたため」「飲み物」のメニューは、自動温め機能です。自動温めの際、1000Wインバーターがはたらき、短時間（最大1分30秒）で最大1000Wまで出力します。調理中に自動で600Wに切り替わります。

手動であたため機能を調節する場合は、ダイヤルを調節してワット数と温め時間を選択します。出力は150W、500W、600W相当の出力を選択できます。

温め時間の目安は、ごはん約1分〜1分20秒、カレー約3分〜3分30秒です。スクリューアンテナを搭載しており、解凍のムラを抑えています。

メタルブラックのクールなカラーと、スタイリッシュで重厚感のあるデザインが魅力です。

東芝(TOSHIBA) 　単機能レンジ ER-VS23

価格	36,070円（税込）
容量	23L
庫内形状	フラット
センサー	8つ目赤外線センサー
出力ワット数	最小200W相当、最大1000W

東芝(TOSHIBA) の単機能レンジ ER-VS23は、細かな温度調節が可能な電子レンジです。

ワイドかつフラットな庫内で、使う際の利便性を追求しています。間口が38.7cmあり、ものの出し入れがしやすいです。フラット式で、汚れをはじく撥水・撥油コーティングをしているため、お手入れもしやすいのが魅力です。

庫内に容器を置き、「あたためスタート」ボタンを押せば自動で温めが始まります。8つ目赤外線センサーで庫内の食材を高度に検知して温めるので、調節の手間が省けます。

仕上がりを調節したい場合は「温度・仕上がり」ボタンで細かな調整が可能です。

「レンジ」ボタンで手動温めができます。200W、500W、600W、1000Wを選べます。

1000Wインバーターを搭載しており、高出力で短時間のあたためが可能です。この1000Wインバーターは短時間（最大2分）高出力機能で、自動で600Wに切り替わります。

「お好み温度」機能で、温め後の温度を指定できるので、少しだけ温めたい時に便利です。

色はブラックとホワイトの2色。タッチパネル式でシンプルなデザイン、かつ高機能な電子レンジです。

ラドンナ(LADONNA) 　Toffy 電子レンジ K-DR1

価格	22,000円（税込）
容量	17L
庫内形状	フラット
センサー	なし
出力ワット数	最小200W、最大650W

ラドンナ(LADONNA) のToffy 電子レンジ K-DR1は、丸っこいフォルムが可愛らしい、おしゃれな高級電子レンジです。シルバーの取手とボタン、デジタル文字の表示がレトロで、覗き窓は楕円になっていて可愛らしいデザインです。

出力は300W、500W、550W、650Wから選べます。センサーはなく、自動温め機能はありません。温めの他には解凍モードと飲み物モードがあり、機能がシンプルであるのが特徴です。

容量も少なめの17L。カラーは淡いグリーンとクリーム色の2種類です。可愛らしいインテリアに違和感なくなじみます。

1人暮らしで、料理はあまりしないけれど温め機能は欲しい人や、おしゃれなデザインの電子レンジが欲しい人におすすめです。

東芝(TOSHIBA)　電子レンジ ER-WS17

価格	19,800円（税込）
容量	17L
庫内形状	フラット
センサー	絶対湿度センサー
出力ワット数	最小200W相当、最大900W

東芝(TOSHIBA)の電子レンジ ER-WS17は、幅45.8cmとスリムながら、間口は29.3cmとワイドに使える電子レンジです。コンビニのお弁当などが丸ごと入るのが嬉しいポイントです。

この電子レンジは、自動調節機能が豊富だという点が魅力です。「スタート」ボタンで自動温めができるほか、飲み物を温める場合は「のみもの（1杯・2杯）」ボタン、お弁当を温めるときは「お弁当」ボタンと、ワンタッチで操作できるのが嬉しいポイントです。「仕上がり調節」では、好みの仕上がりにするため、自動温めモードであっても温め時間を調節します。

操作画面はホワイトバックライト液晶で、数字の表示が見やすいのも魅力の一つです。

容量は一人暮らしに最適な17L。それでいて機能は充実しており、利便性の高い電子レンジです。

シロカ　電子レンジSX-18D132

価格	15,980円（税込）
容量	18L
庫内形状	フラット式
センサー	湿度センサー
出力ワット数	最小100W、最大900W

シロカの電子レンジSX-18D132は、自動温めのメニューが豊富に搭載されている電子レンジです。

自動温めモードは「オートメニュー」ボタンで操作できます。「あたため」「解凍（ひき肉／薄切り肉）」「解凍（肉/魚）」「解凍（刺身）」「葉果菜」「根菜」など、全部で11種類の自動温め機能があります。温める食材に応じてかなり細かく指定でき、調理時間の短縮につながります。

「あたため」をはじめとする11種類の自動温めモードでは、湿度センサーで食材を検知して、食材に応じたちょうどいい温度に温められます。さまざまな食材をワンタッチで温められる、利便性の高い電子レンジです。

容量は18Lとコンパクトながら、最大900Wと高出力での温めも可能です。忙しい人や、時短などの効率を重視する人におすすめです。扉はミラーガラスになっており、デザインがスタイリッシュなのも魅力の一つです。

パナソニック(Panasonic) 　単機能電子レンジ NE-FL100

価格	18,180円（税込）
容量	22L
庫内形状	フラット
センサー	蒸気センサー
出力ワット数	最小150W相当、最大900W

パナソニック(Panasonic)の単機能電子レンジ NE-FL100は、最初に紹介した電子レンジNE-FL221の上位モデルです。NE-FL100は2020年に、NE-FL221は2019年に発売されました。

見た目の大きな違いはデザインです。NE-FL221は黒を基調としたデザインでしたが、新しい方のNE-FL100は白がメインのデザインに変わっています。

最大ワット数は900Wと、NE-FL221の最大1000Wに比べてわずかに下がるものの、温めの機能としては十分です。スクリューアンテナ搭載で、解凍ムラを抑えています。最大ワット数は短時間（最大1分30秒）の機能である点はNE-FL221と同じです。調理中、NE-FL221は600Wに自動で切り替わるのに対し、NE-FL100は500Wに自動で切り替わります。

また、NE-FL100にはチャイルドロック機能がついています。「解凍」ボタンを3秒間長押しすることで、ボタン操作をできなくする機能です。NE-FL221ほどの高出力を必要としない人や、小さいお子様がいる家庭におすすめの電子レンジです。

ツインバード工業(TWINBIRD) 　センサー付フラット電子レンジ DR-E273B

価格	15,000円（税込）
容量	20L
庫内形状	フラット
センサー	赤外線センサー
出力ワット数	最小200W、最大700W

ツインバード工業(TWINBIRD) のセンサー付フラット電子レンジ DR-E273Bは、全面ミラーガラスのシンプルなデザインで、見た目のスタイリッシュさが特徴の電子レンジです。

「自動モード」と「手動モード」のボタンがあり、操作方法が分かりやすいです。自動モードでは「ごはん」「飲みもの」「おかず」「解凍」の4つから選ぶだけで、自動で温め時間や温度を調節するので手間を省けます。

「手動モード」ではダイヤルを回すだけと、簡単な操作で温められます。

パネルは大画面で見やすく、シンプルでスタイリッシュなデザインながら操作が分かりやすいのが魅力の電子レンジです。

容量は20Lと、1人〜2人暮らしのご家庭にちょうどいい大きさです。デザイン性と機能性両方を求める人におすすめの電子レンジです。

シャープ（SHARP）　単機能レンジ PLAINLY RE-TS171

価格	18,750円（税込）
容量	17L
庫内形状	フラット式
センサー	らくチン！（絶対湿度）センサー
出力ワット数	最小200W相当、最大700W

シャープ（SHARP）の単機能レンジ PLAINLY RE-TS171は、温めたいものに応じてメニューがすぐに選べるのが便利な電子レンジです。

「解凍」モードとは別に「冷凍食品あたため」モードがあります。これは、冷凍パスタなど市販の冷凍食品を温めたいときに使用できます。コンビニなどでよく冷凍食品を買う人におすすめの機能です。

モードは「レンジ」「解凍」のほか「お弁当」「牛乳」「酒」モードがあります。熱燗などを楽しみたい人には、「酒」の温めモードが便利です。

出力ワット数は最大700Wと、他の900Wや1000Wの高出力電子レンジに比べると若干低めの設定です。ですが最大で10分間出力し、調理中に400Wに切り替わるので、10分ほど継続して温めたい人には最適です。

容量は1人暮らしに最適な17L。冷凍食品温め機能など、1人暮らしにとってありがたい機能が多い電子レンジです。

日立（HITACHI）　単機能電子レンジ HMR-FT183

価格	17,380円（税込）
容量	17L
庫内形状	フラット式
センサー	湿度センサー
出力ワット数	最小100W相当、最大800W

日立（HITACHI）の単機能電子レンジ HMR-FT183は、ボタンが大きく、操作がしやすい電子レンジです。

出力ワット数は100W、200W、500W、600Wから選べます。温め時間は10分単位、1分単位、10秒単位で設定できます。操作ボタンが直感的で分かりやすいのが特徴です。

蒸気センサーで食材を検知し、自動で温めます。仕上がりを調節できるので、自動でも自分の好みの仕上がりに合わせられます。

庫内はフラット式で、つるりとしてお手入れがしやすいのも魅力です。

ヘルツフリーで全国どこでも使えるのも魅力の一つです。引っ越しが多い人におすすめの電子レンジです。

アイリスオーヤマ　かんたん両面焼きレンジ 17Lターン ホワイト IMGY-T171-W

価格	16,280円（税込）
容量	17L
庫内形状	ターンテーブル式
センサー	なし
出力ワット数	最小200W、最大600W（50Hz帯では500W）

アイリスオーヤマのかんたん両面焼きレンジ 17Lターン ホワイト IMGY-T171-Wは、単機能電子レンジでありながら焼き物の調理ができる電子レンジです。

付属の専用容器に食材を入れ、「焼き物調理」のメニューから該当のものを選んで自動で加熱します。焼き物調理メニューは18種類と豊富で、ハンバーグやお好み焼き、揚げ物、焼きそばなどさまざまな焼き物料理を自動で作れるのが魅力です。

火を使う手間が省け、時短にもなり非常に効率的です。さまざまな調理を楽しみたい人におすすめの電子レンジです。

高級電子レンジのおすすめ比較一覧表

商品名	パナソニック(Panasonic) 電子レンジ NE-FL221	東芝(TOSHIBA) 単機能レンジ ER-VS23	ラドンナ(LADONNA) 　 Toffy 電子レンジ K-DR1	東芝(TOSHIBA) 電子レンジ ER-WS17	シロカ 電子レンジSX-18D132	パナソニック(Panasonic) 単機能電子レンジ NE-FL100	ツインバード工業(TWINBIRD) センサー付フラット電子レンジ DR-E273B	シャープ（SHARP）　 単機能レンジ PLAINLY RE-TS171	日立（HITACHI） 単機能電子レンジ HMR-FT183	アイリスオーヤマ かんたん両面焼きレンジ 17Lターン ホワイト IMGY-T171-W
価格(税込)	23,540円	36,070円	22,000円	19,800円	15,980円	18,180円	15,000円	18,750円	17,380円	16,280円
容量	22L	23L	17L	17L	18L	22L	20L	17L	17L	17L
庫内形状	フラット	フラット	フラット	フラット	フラット式	フラット	フラット	フラット式	フラット式	ターンテーブル式
センサー	蒸気センサー	8つ目赤外線センサー	なし	絶対湿度センサー	湿度センサー	蒸気センサー	赤外線センサー	らくチン！（絶対湿度）センサー	湿度センサー	なし
出力ワット数	最小150W相当 最大1000W	最小200W相当 最大1000W	最小200W 最大650W	最小200W相当 最大900W	最小100W 最大900W	最小150W相当 最大900W	最小200W 最大700W	最小200W相当 最大700W	最小100W相当 最大800W	最小200W 最大600W（50Hz帯では500W）
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高級電子レンジのおすすめ10選を紹介しました。

この章では、紹介した10選を「容量」「庫内形状」「出力ワット数」をポイントに、比較一覧表にしています。早見表としてご覧ください。

まとめ

最後に高級電子レンジを選ぶ時のポイントや注意点について大事なことをまとめておきます。

普段どれくらいの量を温めるのか、どんな用途で電子レンジを使うのか確認しておきましょう。その上で電子レンジの容量から選べば、自分に合った電子レンジを選べます。また、電子レンジの置き場所をあらかじめ確認して、適切なサイズの電子レンジを選ぶことをお勧めします。

また、庫内形状をターンテーブルかフラット式かで選ぶこともできます。今回ご紹介した電子レンジはほとんどがフラット式でした。高級電子レンジにはフラット式の形状を取っているものが多いです。

出力ワット数も電子レンジ選びの決め手になります。900Wや1000Wの高出力のものは温め時間が短くなり、調理の効率が上がります。解凍や、少しだけ温めたい時には、解凍モードや150Wや200Wの低出力モードがあると便利です。

食材に応じてワット数や温め時間を調節するのが面倒、という人は、自動温め機能が充実している電子レンジが便利です。いろいろな食材を解凍することが多いという人は、解凍モードが細かく指定できる電子レンジが便利です。

高級電子レンジには、パナソニックや東芝、日立など有名メーカーが生産しているものが多いです。電子レンジ選びに迷ったら、メーカーで選ぶのも一つの方法です。

黒を貴重にしたデザインや、ミラーガラスを使用したスタイリッシュなデザインなら、インテリアにもよくなじみます。インテリアにこだわりがある人は、デザインを重視して電子レンジを選ぶことをおすすめします。

高級電子レンジは50Hz、60Hz、どちらにも対応していることが多いですが、念のため購入前に確認しておきましょう。

高級電子レンジを購入する際の参考になれば幸いです。

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