2022年2月に行われた北京冬季オリンピックで話題になったのが、スノーボード女子スロープスタイル決勝で銀メダルを獲得したジュリア・マリーノ選手が使用していた高級スノーボードです。彼女が使用していたのは高級ラグジュアリーブランド「PRADA」のボードでした。
プラダでは、バッグや服などのコレクションだけでなく、スポーツウェアを扱う「PRADA Linea Rossa(プラダリネアロッサ)も展開しています。公式サイトによると、白と黒の2色あるスノーボードの価格は46万7,500円で、ゴーグルは約7万円で販売されています。また、スキー板やスノーボード用のジャケットも販売されています。
スノーボードの板を購入予定の方の中には、「どのようなスノーボードブランドがあるのか」「どこのブランドの板が良いのか」と迷っている方もいると思います。「スノーボード」と一言でいえども、PRADAのような高級スノーボードや人気のスノーボードや評判の良いスノーボード、デザイン性の高いスノーボードなど、種類は多岐にわたります。
今回はその中でも機能性やデザイン性などを兼ね備えたおすすめの高級スノーボードブランドをご紹介します。
おすすめ高級スノーボードの紹介だけでなく、高級スノーボード選びのポイントもご説明しますので、最後まで読めばきっとお気に入りの商品が見つかるはずです。ぜひスノーボードを購入する際の参考にしてみてください。
※ 2025年4月執筆時の情報です。
詳細は各公式サイトでご確認ください。
高級スノーボード選びの重要ポイント

スノーボードは数え切れないほどの数がありますが、その中から自分に最適の1本を見つける必要があります。その運命の1本を決めるにはどうすれば良いのでしょうか。まずは高級スノーボードが欲しいと思っている方に向けて、高級スノーボード選びの大事なポイント4つをまとめました。
- デザインで選ぶ
- SNSやユーザーの評判を見て選ぶ
- ブランドのコンセプトで選ぶ
- 自分のスタイルとの合致で選ぶ
それぞれポイントを解説していきます。
デザインで選ぶ
高級スノーボードの選び方1つ目は「スノーボードのデザインで選ぶ」です。
スノーボードのデザインは、選択する上で重要なポイントとなります。スノーボードメーカーやブランドによってデザインの傾向は全く異なります。自分の好きなデザインでないと、所有する満足感が得られなかったり、ゲレンデでも最大限に楽しむことができなくなってしまうかもしれません。
スノーボードに限らず、服や車、家やバッグなどデザインで決めるという方は多いと思います。それらと同様にデザインというのは、スノーボードを楽しくさせる要素として重要になります。
SNSやユーザーの評判を見て選ぶ
高級スノーボードの選び方2つ目は「実際に使用している人やSNSなどの評判を見て選ぶ」です。
スノーボードを選ぶ際は、自分の周りで実際に使用している人の意見やSNS上に上がっている情報を参考にすることはとても大切です。通販サイトを見ると、ユーザーによる各メーカーやブランドのスノーボードの数多くの評判や意見が掲載されています。
様々な疑問や実際の使用感を詳しく教えてくれるスノーボードショップの店員さんや、自分が購入予定のスノーボードを既に持っている友人や知人に使い心地などの意見を聞くことも良いですし、様々なユーザーが実際の使い心地などを掲載している口コミサイトなどを元にスノーボードを選ぶこともおすすめです。
ブランドのコンセプトで選ぶ
高級スノーボードの選び方3つ目は「スノーボードブランドのコンセプトが自分に合っているものを選ぶ」です。
コンセプトが自分に合っていることは重要なポイントです。スノーボードブランドは各社独自のコンセプトを持っています。
例えば、「老若男女誰でも扱えるような商品を作る」というようなコンセプトであれば比較的誰でも使いやすいスノーボードになりますし、スノーボードの有名ブランドBURTONでは、「安くはないけれど質と耐久性を併せ持ち、長く使ってもらえる商品を提案する」ことを哲学としているため、スノーボードは高価だけれども高品質なものが作られています。また、「空へ高く飛びたいという思いで作る」というコンセプトを持っているならば、パーク系の性能に重点を置いたスノーボードの作り方をしています。
自分のスタイルと合うものを選ぶ
高級スノーボードの選び方4つ目は「自分の滑るスタイルに合ったスノーボードを選ぶ」です。選ぶ際に一番重要な要素は、自分のスタイルに合っているか、ということです。切れ味の鋭いカービングターンをするのか、グラトリメインで滑るのか、パークで飛ぶのか、パウダースノーを存分に味わいたいのかなど、スノーボーダーのスタイルは多種多様です。
その為、自分のスタイルに合ったスノーボードを選ばないと、滑っていて上手く滑れないことや技がかけにくいことがあります。最大限に楽しむ為にも自分のスタイルとの合う合わないの判断は大切です。
高級スノーボードのおすすめ10選

数あるスノーボードの中から、おすすめの高級スノーボードを厳選しました。
今回紹介する高級スノーボードはコチラになります。
- BURTON(バートン)
- K2(ケーツー)
- SALOMON(サロモン)
- HEAD(ヘッド)
- YONEX SNOWBOADS(ヨネックススノーボード)
- ROXY(ロキシー)
- OGASAKA(オガサカ)
- RIDE(ライド)
- NITRO(ナイトロ)
- FLOW(フロー)
※ 2025年4月執筆時の情報です。
詳細は各公式サイトでご確認ください。
BURTON(バートン)

価格 | 1本あたり42,900円~242,000円(税込) |
本体 | アメリカ合衆国 |
設立 | 1977年 |
契約選手 | ショーン・ホワイト、ハンナ・テッター、平野歩夢、鬼塚雅、平岡卓など |
最も人気のある業界トップのブランドです。バートンスノーボード(Burton Snowboards)は1977年にジェイク・バートンによって設立されました。革新的なプロダクトを開発し、世界の優れたライダーたちを公園し、様々なスキーリゾートでスノーボードができるように働きかけるなど、スノーボードを手軽な遊びから世界的なスポーツに成長させるための重要な役割を果たしています。世界的なスタープレイヤーが多く所属しています。
価格は5万円から20万円ほどと幅広く、モデルの多さも圧倒的です。バートンの中でも最も人気があるモデルは「カスタム」です。オールラウンドモデルであり一度は使ってみたい憧れのボードです。初めてスノーボードをする人には、初心者に扱いやすい柔らかい板の「クラッシュ」や「ブラント」などのモデルがおすすめです。

K2(ケーツー)

価格 | 1本あたり33,000円~354,800円(税込) |
本体 | アメリカ合衆国 |
設立 | 1962年 |
契約選手 | パット・ムーア、メイソン・アギーレ、伊澤麗華 |
世界最大級のスキーメーカーです。1962年にワシントン州のピュージェット湾・バーション島にあるアメリカンスキーカンパニーとして生まれました。1987年からスノーボードの製造も行っています。製品とサービスの革新、マーケティング、品質のリーダーとして高い評価を得ている世界的に有名なスノーボードブランドです。「ユーザーに最高の体験を提供し、スポーツを推進し、文化を促進するための最も革新的なツールを作成する」ことをミッションとしています。
K2といえば、ロッカー形状の「WWW(ワールドワイドウェポン)」が有名です。K2は初心者向けのモデルが揃っています。またデザイン性に優れている点も人気の理由です。デザインに拘りたい方はK2がお勧めです。

SALOMON(サロモン)

価格 | 1本あたり48,400円~198,000円(税込) |
本体 | フランス |
設立 | 1947年 |
契約選手 | 浜田海人、中村陽子 |
スキーで有名ですが、とても歴史あるブランドです。1947年フランス南東部アネシーにて、職人気質の父フランソワ・サロモンと息子のジョルジュ親子によってスキーエッジ研磨工場を開業・設立させたのがサロモンの始まりです。以来、マウンテンスポーツの進化と共に製品開発とこだわりのデザインをベースに、世界のウェインタースポーツ界をリードすべく、究極のコンディション下で挑戦し続けるトップライダー達の声を参考にフィードバックしハードなアクションや環境に耐えられる機能性を重視したプロダクトを取り揃えています。
Burton同様、サロモンも多くのモデルがラインナップされています。本能が掻き立てるアクションやチャレンジに対する衝動をパフォーマンスへと昇華させるため、スポーツの美しさを引き出す機能デザインや積極性、改革、スポーツ精神を追求し進化させることがサロモンのパフォーマンスです。
サロモンではまず「アサシン」をお勧めします。その「アサシン」をベースに誰にでも扱いやすくしたのが「クラフト」です。相性を考えるのであれば、サロモンでブーツやビンディングを揃えると良いでしょう。

HEAD(ヘッド)

価格 | 1本あたり19,800円~126,610円(税込) |
本体 | アメリカ合衆国 |
設立 | 1950年 |
契約選手 | 富田るき、富田せな |
2021・2022年シーズンを迎え、head snowboardersは20周年になります。常に先進的なテクノロジーとユニークなアイデアを融合し、革新的なプロダクトをリリースしてきました。世界初となるマイクロチップ搭載ボードや、今やブーツのスタンダードにもなっているカフカ構造を世界に先駆けてリリースしました。その実績は他ブランドでも採用されるほど高くなっています。
また優れたパフォーマンスはもちろん、スムーズな足入れを可能にするオートオープンシステムもバインディング構造に取り入れ、head独自の機能として現在も継承されています。2011年には世界初、電子制御により衝撃吸収を行うEMCテクノロジーを搭載したスノーボードをリリースしました。今季の開発コンセプトは軽量化です。LYT TECHを博し、ボード、ブーツ、ビンディング共に驚きの軽さを実現しています。
初心者モデルから上級者モデルまで広く展開しており信頼のおけるブランドです。上達したい方にお勧めなのが「THE DAY(ザ・デイ)」です。オールラウンドに使用でき、作りが丈夫なので長く使用できることと、軽量で速い滑りにも対応できます。

YONEX SNOWBOADS(ヨネックススノーボード)

価格 | 1本あたり45,900円~220,000円(税込) |
本体 | 日本 |
設立 | 1995年 |
契約選手 | 富田せな、戸塚優斗、平野流佳 |
「世界初。前進カーボン。」のキャッチコピーを掲げ、YONEXがスノーボード業界に参入したのは1995年です。現在でもウッドコアが主流のスノーボードにおいて、およそ20年前に突如姿を現したオールカーボンボードの存在は世界的なトピックスとなりました。
バドミントン・テニス・ゴルフといったスポーツ製品で培ってきた独自のカーボン技術は当時から高い次元にありましたが、反発とねじれ、耐久性と操作性を求められるスノーボードをどこまで軽量化できるか、というテーマは壮大で新しい観点からの開発が必須となりました。そうした状況下でプロダクトチームと工場の技術者、契約ライダーたちが一丸となって開発へ取り組み続けてきました。
その結果、アラミドハニカムコアの採用やカーボンチューブの開発、ナノ技術の応用など様々な新技術を生み出すことに成功しました。カーボン技術の進化とともに歩んできたYONEXの革新的なスノーボードは世界のどのブランドも真似できないオリジナルであり、世界を舞台にするトップアスリートの足元を強固に支えています。
フラッグシップモデルの「WALL」は業界最軽量クラスと圧倒的な反発力のプレミアムボードです。初心者向けにソフトな仕上がりの「4XP」もあります。コア材にカーボンを使用したボードに日本の技術力を感じられるブランドです。

ROXY(ロキシー)

価格 | 1本あたり38,720円~75,900円(税込) |
本体 | アメリカ合衆国 |
設立 | 1990年 |
契約選手 | クロエ・キム |
ビーチカルチャーとアクティブライフスタイルを愛する女性のためのブランドROXYは、カリフォルニアを中心に、「女の子のためのビーチウェアが欲しい」という声が高まり誕生しました。
世界トップクラスのライダーが体現する女性アスリートとしての一面と、フェミニンなファッション性を融合したスタイルを同時に提案するROXYは、ビーチからタウン、そしてスノーシーンまでフィールドを拡大しました。ブランドのパーソナリティを「FUN AND ALIVE(楽しく、いきいきした)、NATURALLY BEAUTIFUL(飾らない美しさを持ち)、DARING AND CONFIDENT(勇敢・大胆で自信に満ち溢れた)」としています。
女性のために設計されたスノーボードは、女性の脚力でも対応できるような工夫が凝らされています。
初心者向けなら「Sugar Banana」、初心者ボードからの乗り換えなら「OXOX」をチェックされることをお勧めします。本気でスノーボードを楽しみながらも、可愛くしていたい、そんな女の子にぴったりのブランドです。

OGASAKA(オガサカ)

価格 | 1本あたり48,070円~196,900円(税込) |
本体 | 日本 |
設立 | 1987年 |
契約選手 | 中本優子、新野裕幸 |
OGASAKAは創業109年を迎える日本最古のスキーメーカー小賀坂スキー製作所から、1987年に誕生した「MADE IN JAPAN」のスノーボードブランドです。スキーとスノーボードは別々の文化を持ち、それぞれに発展してきましたが開発面では共通点は多く、相乗効果をもたらしてきました。
「高性能・高品質・高耐久性」を理念とし、創業以来常にお客様視点でものづくりを行っています。また、自由な発想は製品にもダイレクトに反映され、奇抜とも思える形状のスノーボードも開発したことがありました。OGASAKAのスノーボードは、これまで積み上げてきた経験と技術を駆使してプライドを持った日本の職人の手により一本一本丹精を込めて作り上げられています。
長い経験から打ち出された緻密な作りのスキー制作技術はスノーボードの板でも発揮され、特に滑走競技向けに開発された板は高い評価を得ています。またパウダースノーも同様に評価されており、中級者以降に人気が高いブランドです。

RIDE(ライド)

価格 | 1本あたり33,000円~181,500円(税込) |
本体 | アメリカ合衆国 |
設立 | 1992年 |
契約選手 | ハナ・ビーマン、ジェイク・ブラウベルト、角野友基 |
K2とは同じ傘下の兄弟ブランドです。1992年ニュースクール全盛期、ワシントン州レドモンドにてたった4モデルのボードからスタートしました。誕生以来スノーボードへの熱い思いを胸に、エントリーユーザーからコンペ向きのハイエンドモデルまで、リアルなスノーボーダーたちが作るアメリカンブランドです。
「常にチームとともにあり、やりたいことをやる。そして自分たちが本当に使いたい製品を作る!」がモットーであり、優れた品質、ユーモアのあるデザインに定評があります。革新的でエキサイティングな製品を作り出し、「夢を売る」カンパニーとしてスノーボーダーに愛されています。
中でも「アジェンダ」は、オールラウンドに使えるロッカー形状のモデルで初心者にも扱いやすいです。デザインも落ち着いた色合いで大人の雰囲気が漂っています。大手メーカーなので安心感もあります。

NITRO(ナイトロ)

価格 | 1本あたり44,550円~93,000円(税込) |
本体 | アメリカ合衆国 |
設立 | 1989年 |
契約選手 | エーロ・エッタラ、マーカス・クリーブランド、オースティン・スミス |
スイスやドイツ、アメリカ、カナダなどヨーロッパを中心に世界中のトップライダーを抱えるトップブランドです。1989年に、「スノーボードをより多くの人に楽しんでもらいたい」と考えた二人のスノーボーダー、Thomas DelagoとSepp Arbeltによってシアトルで誕生しました。
スノーボードトータルブランドであり、ライダーからのフィードバックを元に改良を重ね、フリースタイルやバックカントリーなど様々なスノーボードシーンをサポートします。さらにボーダーの年齢や能力に合わせたラインナップも揃えています。

FLOW(フロー)

価格 | 1本あたり14,056円~159,500円(税込) |
本体 | スイス |
設立 | 1996年 |
契約選手 | マイク・バシッチ・長谷川篤 |
1996年にビンディングメーカーとして設立されました。本社はスイスにありますが設計開発拠点はアメリカのカリフォルニア州です。フローのビンディングは「Speed Entry」というコンセプトが開発初期からあり、現在のリアエントリータイプのビンディングへと発展していきました。
人気のボードとしては、ツイン形状のダブルキャンバーボードが人気です。どちらかというとジブやグラトリがやりやすいように設計されていますが、カーボンストリンガーが入れ込まれていて、ある程度の剛性もあるオールマウンテンボードです。初心者から上級者まで満足できるポテンシャルを持っています。

何を買えばいいか迷ったらコレ!
BURTON(バートン)

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高級スノーボードのおすすめ比較一覧表

商品名 | ![]() BURTON(バートン) | ![]() K2(ケーツー) | ![]() SALOMON(サロモン) | ![]() HEAD(ヘッド) | ![]() YONEX SNOWBOADS(ヨネックススノーボード) | ![]() ROXY(ロキシー) | ![]() OGASAKA(オガサカ) | ![]() RIDE(ライド) | ![]() NITRO(ナイトロ) | ![]() FLOW(フロー) |
価格(税込) | 1本あたり42,900円~242,000円 | 1本あたり33,000円~354,800円 | 1本あたり48,400円~198,000円 | 1本あたり19,800円~126,610円 | 1本あたり45,900円~220,000円 | 1本あたり38,720円~75,900円 | 1本あたり48,070円~196,900円 | 1本あたり33,000円~181,500円 | 1本あたり44,550円~93,000円 | 1本あたり14,056円~159,500円 |
本体 | アメリカ合衆国 | アメリカ合衆国 | フランス | アメリカ合衆国 | 日本 | アメリカ合衆国 | 日本 | アメリカ合衆国 | アメリカ合衆国 | スイス |
設立 | 1977年 | 1962年 | 1947年 | 1950年 | 1995年 | 1990年 | 1987年 | 1992年 | 1989年 | 1996年 |
契約選手 | ショーン・ホワイト ハンナ・テッター 平野歩夢 鬼塚雅 平岡卓 など | パット・ムーア メイソン・アギーレ 伊澤麗華 | 浜田海人 中村陽子 | 富田るき 富田せな | 富田せな 戸塚優斗 平野流佳 | クロエ・キム | 中本優子 新野裕幸 | ハナ・ビーマン ジェイク・ブラウベルト 角野友基 | エーロ・エッタラ マーカス・クリーブランド オースティン・スミス | マイク・バシッチ・長谷川篤 |
購入 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ブランド力は、Burtonが世界シェアNo.1のブランドです。多くの人が使いやすいようにと、機能性に拘っていて反発性や軽量性などに特化しているものが多いです。どの雪山でも安定した滑りを見せてくれるのでスノーボーダーからの評価が高く、信頼も厚いです。クルーズコントロールとゼロキャンバーの2つが良いコンビネーションを見せていて足元の不安を軽減しています。エッジの引っ掛かりが減り、高い操作性と安定性があります。
デザインは、K2・SALOMON・ROXY・NITROが良いです。K2は、ロゴを一目見ただけでK2だとわかるほどオリジナティが溢れていてカッコ良いです。最近ではスキー場で使用している人も多くなっていて人気上昇中です。また耐久性に優れていて、プロだけでなく比較的誰でも乗りやすいものが多いです。
サロモンはデザイン性に長けているものが多いです。ロゴには大きな「S」と書かれていてすぐにサロモンのボードだとわかります。「かっこいい」と「可愛い」どちらも色々な種類があり、男女ともにファッション性を楽しめます。特に若い人から高い評価を得ています。
機能性はYONEX・OGASAKA・Head・Ride・FLOWが良いです。カーボンを使用していることで重量が軽く、どんな衝撃にも耐えられるものが多いです。他のブランドのスノーボードよりも動かしやすく自分がしたいスタイルをしっかりと体現できます。少しゴツゴツしている雪山でも十分に対応でき安全性に優れています。
OGASAKAのパウダーボードの「FC Full Carve」は、セミハンマーヘッドの形状を採用しているためフリースタイルの自由度を邪魔しません。エッジをたてて雪飛沫をあげずにカービングをしたい方からデモンストレーターまで幅広い方に支持を得ています。Headはグラフィンという軽量で強靭な素材とヘキサゴナルコア構造という六角構造を持ったコア技術で軽量なボードを開発しています。
まとめ
最後に高級スノーボードを選ぶ時のポイントや注意点について大事なことをまとめておきます。
- デザインで選ぶ
- 評判で選ぶ
- メーカー・ブランドのコンセプトで選ぶ
- 自分のスタイルとの合致で選ぶ
以上の4つのポイントを購入時に意識して選んでみてください。北京冬季オリンピックが行われたことによりスノーボードブームが再燃しそうな流れが来ています。来シーズン、初めてスノーボードに挑戦しようと思っている方も、久しぶりに滑ってみようと考えている方も、毎シーズン滑りに行っているスノーボーダーも、スノーボードを買う機会があれば、今回ご紹介した10ブランドのスノーボードから選んでみてはいかがでしょうか。
スノーボードと一言でいえども、デザイン、機能性や作られているコンセプト、合致するスタイルなど、それぞれブランドのこだわりと特徴がたくさんあります。本格的なスノーボーダーでない限り何本もボードは買えないと思いますが、色々なスノーボードを調べて、デザインや機能性を知ってみたり、どのようなブランドが人気なのか比べてみて自分のお気に入りの1本を見つけるのも新たな楽しみになるかもしれませんね。
今回の10社のスノーボードブランドは、どれもカッコよくてブランドのこだわりが詰まった素敵なスノーボードばかりなので自分用に買っても、スノーボード好きな友達へのプレゼント用に買っても十分に喜ばれると思います。もし贈答用で購入される際は、その友達が滑っているスタイルやボード選びの際に拘っていることなどを十分聞いた上で、できれば一緒に選ぶようにすると良いかもしれません。ご紹介したブランドが高級スノーボードを購入する際の参考になれば幸いです。